ポスターをトラックやバスに掲示する新たな広告手法

バス,イメージ

ポスターを掲示してイベントの開催を知らせる場合や啓蒙キャンペーンなどを行う場合、人が集まる場所や人が通る場所などを選んで掲示しないと、集客や啓蒙などの効果が発揮できません。
ポスターはどこでも自由に貼れるわけではなく、掲示の許可を得ることや掲示板を借りるなど手間もかかります。
意外に手間のかかるポスターを、より効果的にトラックやバスに掲示する新たな広告手法についてご紹介します。

ポスター制作後の掲示問題

掲示板イメージ

ポスターをデザインして制作、印刷してもらっても、そこからが大変な作業が待っています。
集客や案内、啓蒙などポスターの目的に合わせ、ターゲットになる人が集まるような場所や人通りが多い場所などに貼れる場所を見つけ、掲示の許可を得て回ることが必要です。
イベント会場だけにポスターを掲示しても、そこまで来なければ目に入らない以上、集客の効果は得られません。
近隣のお店や学校、クリニックや駅や地域の掲示板などに貼れないか、確認して回る必要があります。
内容的に断られることもありますし、すでに壁や掲示板が満杯で貼れないケースもあります。
無償で掲示してもらえる場合もあれば、駅やコミュニティスペースの掲示板などは、掲載期間が限定され、有料となるケースも少なくありません。
掲示板など人がいない場所の場合、イベント終了後や掲載期間が切れたら、回収しに行くことも必要です。
制作後に手間やコストがかかるので、せっかく多くのポスターを制作しても、貼れずに余ってしまうケースも多いです。
1ロット100枚と言われて注文したものの、30枚しか貼れなかったら、費用の無駄使いになってしまいます。

トラックやバスをポスターの掲示板に

トラックイメージ

手間やコストのかかるポスターの掲示をトラックやバスのボディに行えば、貼る許可を得ることや貼りに行く手間を省くことができます。
走る掲示板となりますので、人が集まる場所や人が通る場所を探して回る必要もありません。
通りがかりにトラックやバスを見かけた人やトラックが作業や休憩のために駐車している時、バスがバス停に停車している時などに人々の目に留まります。
必要がなくなれば元の状態に戻せるので、ポスターを回収しに回る手間もコストも省けるのも便利です。

貼り方も色々

バスイメージ

ポスターは平面1枚で、さまざまなデザインのものを制作したいとなれば、その数だけデザイン料や印刷代が発生します。
トラックラッピングやバスラッピングは左サイド、右サイド、フロント、リアと大きく分けて4面が使えます。
どの面も同じ内容にすることもできますし、別々の内容を掲示することも可能です。
たとえば、フロントにイベント名、サイドにスケジュールや開催場所名を入れ、リアに連絡先やチケット購入方法を掲示するなどです。
平面の掲示板と異なり、立体の掲示板になるので、より多くの情報を効果的に伝えることができます。
ポスターを4種類作るとなればコストもかかりますが、トラックラッピングやバスラッピングは全体で1つのデザインなので、デザイン料は1回分で済みます。
複数のトラックやバスに掲示すればコストも増えますが、その分いろいろなところを回って、より多くの人の目に触れることが可能です。
もちろん、1台であっても、移動できない静止された掲示板とは異なり、トラックやバスが走ることで多くの人の目に触れるので、集客や啓蒙といったポスターの目的を効果的に達成できます。

効果が出やすいルートを選ぶ

運転ルートイメージ

トラックラッピングやバスラッピングは、トラックを所有、運行する会社が宣伝や広告などをしたい時をはじめ、ほかの企業や自治体などが広告主となって、トラックやバスに広告掲示を依頼するケースがあります。
トラックやバスへのポスター掲示の効果を高めるためには、効果が見込めそうな地域を走っているトラックやルートを運行するバスとのマッチングがポイントです。
たとえば、イベント開催の案内なら会場周辺や駅前など人が集まる場所、地域のイベントなら、その地域周辺が集客に適しています。
確定申告のお知らせや推進なら商業地区やオフィス街などをメインに回ることや交通安全運動のキャンペーンであれば、走る場所を問わず適しています。
自社所有、自社運行のトラック、バスに自社の提供する商品やサービスに関する広告などを載せるなら、広告料を払わず、低コストで宣伝、広告をしながら業務を行えるのがメリットです。
たとえば、幼稚園の送迎バスに園児募集の広告を掲示する、デイサービスの送迎バスに老人ホームの案内を掲示して走るなどです。
走っている道すがらや停車して利用者の乗降をする度に、この辺に幼稚園があるんだ、この場所にも送迎に来てくれるのだとわかり、うちでも利用してみようかと集客効果が期待できます。

まとめ

ポスターを制作して掲示するには、掲示できる場所を探したり、掲示の許可を取ったり、回収に行ったりと手間やコストもかかります。
トラックラッピングやバスラッピングなら、走るポスター掲示板として多くの人の目に留まることができ、効率良く宣伝することが可能です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ポスターの制作やトラックのラッピングは、シーモアシー株式会社にご依頼ください。