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トラックのマフラーの構造について解説

2025 1/07
トラック
2025年1月7日
トラック,イメージ

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トラックのマフラー(排気系統)は、エンジンから排出される排気ガスを処理し、騒音を低減し、大気汚染を抑えるための重要な部品です。

乗用車のマフラーと比較して、トラックは排気量が大きく、耐久性や排ガス規制への適応が求められるため、より複雑な構造を持っています。

目次

トラックのマフラーの基本構造

トラックのマフラーは、以下のような部品から構成されています。

エキゾーストマニホールド(排気マニホールド)

  • エンジンから排出される高温の排気ガスを一つにまとめ、排気系へ流す役割を持つ。
  • 高温・高圧に耐えるため、鋳鉄やステンレスで作られることが多い。

ターボチャージャー(過給機、ターボ付き車両の場合)

  • 排気ガスの流れを利用してタービンを回転させ、エンジンに圧縮空気を送り込むことでパワーを向上させる。
  • 一部のディーゼルトラックには必須の装備。

フロントパイプ

  • エキゾーストマニホールドからの排気ガスを受け取り、後部の排気系へ導く管。
  • 一般的にステンレスやスチール製で、熱や振動に強い構造。

触媒コンバーター(触媒装置 / キャタライザー)

  • 排気ガスに含まれる有害物質(CO、HC、NOx)を化学反応によって無害化する装置。
  • ディーゼルトラックでは、酸化触媒(DOC)や尿素SCR(選択触媒還元装置)が使用される。

DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)

  • ディーゼルエンジン特有の煤(PM=粒子状物質)をフィルターで捕集し、排気ガスのクリーン化を行う。
  • 一定の煤が溜まると、DPFの再生(燃焼によるクリーニング)が必要。

センターパイプ

  • 排気ガスをリアマフラーへ送る管。
  • 防振や耐熱対策が施され、トラックの長い車体に対応するため長尺になることが多い。

サイレンサー(マフラー / 消音器)

  • 排気ガスの流れを制御し、エンジン音を低減する装置。
  • 内部には隔壁や多孔質のパイプが配置され、音の反射や吸収を行う。

テールパイプ(排気口)

  • 排気ガスを車外へ排出する部分。
  • トラックの場合、側方排気や上方排気(縦マフラー)など、用途に応じた排気形状が選択される。

トラック特有の排気システムの特徴

縦型マフラー(アップマフラー)

  • トラックのキャビン横から上方へ排気を放出するタイプ。
  • 工事現場や作業現場での塵・埃の巻き上げを防ぐために採用されることが多い。

横出しマフラー

  • トラックの車体側面から排気する一般的なタイプ。
  • 車両の左右どちらから排気するかは、メーカーや用途によって異なる。

DPF & SCRシステム(ディーゼル車特有の排気処理装置)

  • 近年の排ガス規制対応のため、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)やSCR(尿素選択触媒還元装置)を搭載。
  • 尿素SCRは、AdBlue(尿素水)を用いてNOxを無害な窒素と水に分解する仕組み。

トラックのマフラーのメンテナンスと注意点

DPFの定期再生

  • DPFには定期的な燃焼再生が必要。長距離走行では自然再生するが、短距離走行が多い場合は強制再生が必要になる。
  • 再生を怠るとDPFが詰まり、エンジン出力が低下する。

触媒の点検

  • 触媒コンバーターやSCR装置は劣化すると排ガス処理能力が低下するため、定期的な点検が必要。

排気漏れのチェック

  • 配管の継ぎ目やサイレンサーに穴や亀裂ができると、排気漏れや騒音の原因となる。
  • 特に冬場の融雪剤による腐食や、長年の使用による金属疲労に注意。

AdBlueの管理

  • SCR装置搭載車は尿素水(AdBlue)が切れるとエンジン出力が制限されるため、定期的な補充が必要。

排ガス規制と最新技術

  • Euro 6(ヨーロッパ)やポスト新長期規制(日本)に対応するため、最新のトラックではSCRシステムやEGR(排気再循環装置)とDPFの組み合わせが主流。
  • 電動トラックではマフラー自体が不要になるが、ディーゼルトラックは今後も排ガス低減技術の改良が進められる。

まとめ

トラックのマフラーは、エンジンの排気を適切に処理し、騒音低減と排ガス規制への対応を目的とした複雑なシステムです。

特に、DPFやSCRなどの排気処理技術が進化し、環境対策が強化されています。

適切なメンテナンスを行うことで、性能を維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。

以上、トラックのマフラーの構造についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

バスやトラック、キッチンカーのラッピングは、シーモアシー株式会社にお任せください。

トラック
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