MENU
  • HOME
  • WORKS
    • オートボディプリンター・カーラッピング
    • トラックラッピング
    • バスラッピング
  • COMPANY
  • CONTACT
  • NEWS
  • BLOG
シーモアシー株式会社のブログ
  • HOME
  • WORKS
    • オートボディプリンター・カーラッピング
    • トラックラッピング
    • バスラッピング
  • COMPANY
  • CONTACT
  • NEWS
  • BLOG
シーモアシー株式会社のブログ
  • HOME
  • WORKS
    • オートボディプリンター・カーラッピング
    • トラックラッピング
    • バスラッピング
  • COMPANY
  • CONTACT
  • NEWS
  • BLOG

トラックのバッテリー液補充の方法について解説

2025 2/09
トラック
2025年2月2日2025年2月9日
バッテリー,イメージ

シーモアシー株式会社のご案内


カーラッピングのお問い合わせはこちら

トラックのバッテリーは、大型で高出力な電力を供給するため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

バッテリー液(電解液)の補充は、その維持管理の中でも重要な作業のひとつです。

ここでは、トラックのバッテリー液補充の方法を詳しく解説します。

目次

バッテリー液補充の必要性

なぜバッテリー液の補充が必要なのか?

バッテリー液(電解液)は、希硫酸(水と硫酸の混合液)でできており、バッテリー内部の化学反応により電気を発生させます。

以下の理由で、定期的な補充が必要になります。

  • 蒸発による液量の減少
    • 使用環境(高温・低温)によって蒸発が進み、液面が低下。
  • 充電時のガス発生
    • バッテリー充電時に水素ガスと酸素ガスが発生し、一部の水分が失われる。
  • 液不足によるバッテリー性能の低下
    • バッテリー液が不足すると、極板が露出し、電気化学反応が正常に行われなくなる。
    • これにより、バッテリー寿命が短くなり、最悪の場合は使用不能になる。

バッテリー液の補充前に準備するもの

必要な道具

必要な道具用途・説明
バッテリー液(精製水)一般的には市販の「補充液(精製水)」を使用。希硫酸は補充しない。
ゴム手袋希硫酸は強酸性のため、手を保護する。
ゴーグルまたは保護メガネ目に入ると危険なので、目を保護する。
スポイトまたはじょうご液体の補充を正確に行うために使用。
ウェス(布)液体がこぼれた際に拭くために使用。
プラスドライバー(必要に応じて)バッテリーキャップがネジ式の場合に使用。

補充前の安全確認

  • エンジンを停止し、キーを抜く。
  • 火気厳禁!(バッテリー周辺では火花や煙草などに注意)
  • バッテリーが冷えている状態で作業を行う。
  • 作業は風通しの良い場所で行う。(ガス発生を防ぐため)

バッテリー液の補充手順

バッテリーの状態を確認

  • バッテリーの配置を確認する
    • トラックのバッテリーは運転席の下や車両側面に配置されていることが多い。
    • カバーがある場合は、外してバッテリーを露出させる。
  • 液量の確認
    • バッテリーの側面にはLOW(下限)とUPPER(上限)の目盛りがある。
    • 液量がLOW以下になっている場合は補充が必要。

バッテリーキャップを開ける

  • バッテリーの上部にあるキャップを取り外す。
    • キャップはねじ込み式やはめ込み式になっている。
    • 固くなっている場合は、ゴム手袋を装着して慎重に回す。
  • 内部の液面を確認
    • セルごとに電極(極板)が見えていないかチェック。
    • 極板が露出している場合は、バッテリーの寿命が近い可能性もある。

バッテリー液の補充

  • 精製水を補充
    • LOWとUPPERの間(適正範囲)まで補充する。
    • 入れすぎると、充電時に液があふれる可能性があるので注意。
    • 「バッテリー補充液(精製水)」を使用し、希硫酸は補充しない。
      • ※希硫酸を追加すると濃度が変わり、バッテリーの性能を損なう。
  • じょうごやスポイトを使う
    • こぼれないように慎重に補充し、極板を完全に浸す。

キャップを締める

  • しっかりとキャップを閉める。
  • バッテリー周辺の汚れを拭き取る。
  • 作業後、手をよく洗う。

バッテリー液補充後の確認

エンジン始動テスト

  • バッテリー液を補充後、エンジンを始動して異常がないか確認する。
  • セルモーターの回りが遅い場合は、充電が必要な可能性がある。

充電電圧の測定(必要に応じて)

  • バッテリーの正常な電圧:12.6V~12.8V(エンジン停止時)
  • エンジン始動後の電圧:13.5V~14.5V(オルタネーターの発電が正常な場合)

バッテリーテスターやテスターを使用すると、より詳しく状態を把握できる。

バッテリー液補充時の注意点

希硫酸は絶対に補充しない。
液を入れすぎるとあふれるため、適量を守る。
作業中は火気厳禁(爆発の危険あり)。
バッテリーが劣化している場合は、新品交換を検討。
補充後も電圧が低い場合は、オルタネーター(発電機)やバッテリー本体の不具合を疑う。

バッテリー液の補充頻度

バッテリー液の減少具合は使用環境や車両の状態によりますが、1~2ヶ月に1回は点検すると安心です。

こんな場合は交換を検討

  • バッテリー液を補充してもすぐ減る → バッテリー内部の劣化の可能性
  • エンジンのかかりが悪い → バッテリーの寿命が近い
  • 電圧が正常範囲外 → 交換または充電が必要

まとめ

  • バッテリー液の補充は精製水を使い、希硫酸は補充しない。
  • LOWとUPPERの範囲を守る。
  • 火気厳禁で、安全装備を準備。
  • 定期的な点検でバッテリー寿命を延ばす。

これでトラックのバッテリーを適切に維持できるでしょう。

以上、トラックのバッテリー液補充の方法についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

バスやトラック、キッチンカーのラッピングは、シーモアシー株式会社にお任せください。

トラック
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • トラックからピーという音がする原因について
  • トラックのミラー交換方法について解説

関連記事

  • トラックのブレーキオイルの場所について解説
    2025年3月3日
  • エンジン警告灯
    トラックのエンジンチェックランプが点灯する理由と対処法
    2025年3月3日
  • トラックのギアチェンジのコツについて解説
    2025年3月3日
  • アドブルー
    トラックのアドブルーが無くなるとどうなるのか
    2025年3月3日
  • トラック,イメージ
    トラックのリアバンパーの直し方について解説
    2025年3月2日
  • トラック
    トラックの無線機の取り付けについて解説
    2025年3月2日
  • トラック,イメージ
    トラックのリミッターの仕組みについて解説
    2025年3月2日
  • トラック,イメージ
    トラックのギアが入りにくい原因について解説
    2025年3月2日
シーモアシー株式会社のラッピングのご案内


カーラッピングのお問い合わせはこちら


カーラッピングについて詳しくはこちら
新着記事
  • トラックのブレーキオイルの場所について解説
    2025年3月3日
  • エンジン警告灯
    トラックのエンジンチェックランプが点灯する理由と対処法
    2025年3月3日
  • トラックのギアチェンジのコツについて解説
    2025年3月3日
  • アドブルー
    トラックのアドブルーが無くなるとどうなるのか
    2025年3月3日
  • トラック,イメージ
    トラックのリアバンパーの直し方について解説
    2025年3月2日
カテゴリー
カーラッピング キッチンカー デザイン トラック バス
アーカイブ
  • 2025年3月 (20)
  • 2025年2月 (29)
  • 2025年1月 (70)
  • 2024年12月 (63)
  • 2024年2月 (13)
  • 2023年11月 (25)
  • 2023年8月 (27)
  • 2023年3月 (13)
  • 2023年2月 (5)
  • 2022年12月 (5)
  1. ホーム
  2. トラック
  3. トラックのバッテリー液補充の方法について解説

シーモアシー株式会社
〒658-0031

兵庫県神戸市東灘区向洋町東1-4
TEL:078-821-1516
営業時間:9:30~18:30
定休日:土・日・祝・その他夏季年末年始
  • HOME
  • WORKS
    • オートボディプリンター・カーラッピング
    • トラックラッピング
    • バスラッピング
  • COMPANY
  • CONTACT
  • NEWS
  • BLOG

© シーモアシー株式会社 All Rights Reserved.

目次